こんにちは、BPLaboです。
このコラムでは、『ワンランク上のモノの見方』をご紹介します。
ワンランク上のモノの見方:
- 頑固 → 自分の意見をしっかり持っている、意志が固い
- 優柔不断 → 慎重、思慮深さがある
- 小心者 → 自分の立場や状況をわきまえている、謙虚である、他人を認めている
頑固者の心が溶けるとき
物事をみんなで一緒に進めていこうとしているのに、
一人だけ「納得いきません」と賛同しない者がいるとします。
そんなとき、まわりの人は「ホント…頑固なんだから」と思っているはずです。
でも、賢明な上司であるのなら、まわりのみんなよりもワンランク上のモノの見方をしたいもの。
ワンランク上のモノの見方①:
頑固 → 自分の意見をしっかり持っている、意志が固い
「納得いきません」と賛同できないでいる相手に、「きみは頑固だね」と言うのはナンセンス。
「どうして分からないんだい?」と言っているようなもので、ますます相手を頑固にしかねません。
そんなときは、
- 「きみは自分の意見をしっかり持っているんだね」
- 「きみは意志が固いなあ」
などと言えば、相手は褒め言葉ととらえてくれるでしょう。
一度受け入れられれば、少しは考えを譲ろうという気持ちになるかもしれませんね。
優柔不断がピンチを救う!?
何を決めるのも時間がかかり、自分ではなかなか決められない人を見て、
多くの人は「優柔不断だ」と思うことでしょう。
でも、できる上司は視点が違います。
ワンランク上のモノの見方②:
優柔不断 → 慎重、思慮深さがある
慎重に物事を熟考することは、決して悪いことではありません。
熟考したおかげで、もっと良いアイディアが生まれたり、
ズルズル決められなかったおかげで「あのとき早まらなくて良かった」なんてことだってあります。
優柔不断という表現だけで相手を見てしまうのはいささかもったいないと言えるでしょう。
小心者の本性とは?
人の目ばかりを気にしていたり、失敗を怖れて何もできない人を見ると、
たいていの人は「小心者だなあ」と思ってしまいます。
でも、器の広い人が見ると、少し違って見えるようですね。
ワンランク上のモノの見方③:
小心者 → 自分の立場や状況をわきまえている、謙虚である、他人を認めている
一見すると「気が小さい」ようにも思えますが、
それは過剰な自信を持たない謙虚な姿勢だとも言えます。
【まとめ】
あなたが部下を評価するとき、杓子定規に相手を見るのではなく、
より多角的な視点で部下の美点を見つけるようにしましょう。
ワンランク上のモノの見方:
- 頑固 → 自分の意見をしっかり持っている、意志が固い
- 優柔不断 → 慎重、思慮深さがある
- 小心者 → 自分の立場や状況をわきまえている、謙虚である、他人を認めている
ぜひ、上手に活かしてみてくださいね。
それでは、また次回をお楽しみに!