こんにちは、BPLaboです。
このコラムでは、『電話でよいインパクトを与える言葉』をご紹介します。
品格フレーズ:
- 「○○様に電話を受けていただいて良かったです」
- 「お電話が遠いようで」
- 「おことづてをお願いできますでしょうか」
一にも二にも、最初に惹きつけるべし
話しをしたい相手が電話を受けてくれたときに用いるフレーズ。
それが、「○○様に電話を受けていただいて良かったです」というフレーズです。
「あなたと電話がつながって良かった」ということが伝われば、
「○○様が電話に出てくださって良かったです」など、言葉の使い方が変わっても問題ないでしょう。
人は、相手に喜ばれると嬉しい生き物です。
それは、たとえ電話であっても同じこと。
「あなたが私の電話に出てくれるなんて、嬉しい〜!!」という気持ちをまず伝えるのがコツです。
嬉しいと言われて、相手は悪い気はしませんよね?
「あ〜、そうですか(苦笑)。で、要件は?」という返答が返ってくるかもしれませんが、
内心では「そんなに嬉しいのなら、少しは話しを聞いてやってもいいか」と思ってくれているものです。
「で、要件は?」と言ってくれれば、「話していいよ」ということでしょうから、
すぐに電話を切られることはありません。
◆あなた
「○○様でしょうか?」
◇相手
「はい、そうですが」
◆あなた
「○○様と直接つながって良かったです」
◇相手
「えっ?あ、そうですか。で、要件は?」
こんなふうにやりとりできれば、あなたの伝えたいことを最後まで聞いてくれることでしょう。
慣れるまでは、少々わざとらしくなってしまいがちですから、何回か練習してみるといいですね。
この微妙な感覚を持てるかがカギ
次に、電話はすぐに切られなかったものの、話しの途中で相手の声が聞きづらいときに使うフレーズ。
それが、「お電話が遠いようで」というフレーズです。
このときに、
- 「あの、もう一度お願いできますか?」
- 「少々、聞き取りにくいのですが・・・」
- 「お声が小さいようで・・・」
などの発言は禁物です。
なぜなら、聞こえにくいのを相手のせいにしてしまうからです。
このような失礼な物言いは電話を切られる原因になります。
「お電話が遠いようで・・・」と言って、電話のせいにするのがマナーだと覚えておきましょう。
電話で品を出せば一目置かれる
最後に、話したい相手が留守で別の誰かに伝言をお願いするときに使うフレーズ。
それが、「おことづてをお願いしたいのですが」というフレーズです。
このとき、
「伝言をお願いできますか?」というありきたりの伝え方よりも、
「おことづてをお願いしてもよろしいでしょうか?」と伝えた方が品が出ます。
ことづてを受けてくださった方に良い印象を与えることにもなりますし、
「そういえば、ことづてを頼まれたわよ。とっても上品なモノの言い方をする方だったわ」
と、忘れ去られずにターゲットの相手に伝えてもらいやすくなります。
それもこれも、『品が残るから』です。
形式的な『伝言』よりも、
何か嬉しいお便りを連想させるような『おことづて』の方が結果がいいのです。
まとめ
電話でよいインパクトを与える品格フレーズ:
- 「○○様に電話を受けていただいて良かったです」
- 「お電話が遠いようで」
- 「おことづてをお願いできますでしょうか」
ぜひ、上手に使ってみてください。
それでは、また次回をお楽しみに!