だから、あなたは「面談されたくない」上司に分類されちゃう。

こんにちは、BPLaboです。

このコラムを読めば、あなたは『部下がつい本音を話したくなる上司』に変われます。

 

いきなり本題の面談はNG

日頃から部下と面談することが少ない上司が、突然ある部下を呼んで個別面談をしようとすると、

「あの・・どうして私なのでしょうか?」と困惑させてしまうことがあります。

 

上司としては、最近結果が振るわない点や元気がない点をフォローしてあげようと思っていても、

いきなり本題に入るような面談の仕方は賢いとは言えません。

 

なぜなら、

  • 「いったい何を聞き出されるのだろう」
  • 「どんな説教をされるのだろう」

と、相手が身構えてしまうからです。

 

そんなときは、

  • 「皆の意見をちゃんと聴いていこうと思って」
  • 「一人一人と面談をしようと思ってるんだけど、まずはあなたからね」

など、相手を身構えさせないような雰囲気づくりを優先させます。

 

くれぐれも、

  • 「最近、結果が振るわないけど何かあった?」
  • 「悩みごと、あるでしょ?」

と、単刀直入な質問や決めつけから入らないように注意しましょう。

 

相手がつい本音を話したくなる雰囲気づくりのコツ

まずは、相手を身構えさせないように、安心感を与えるような面談理由や世間話などで場をあたためます。

相手から少しリラックスした様子が伺えれば、さりげなく本題に移ってもいいでしょう。

 

その際も、

  • 「最近、一人一人の仕事量も増えてきているから、大変な面もあるんじゃない?」
  • 「今の状況だと、誰もが仕事の問題を抱えているような気がするよ」

など、『あなただけではなくて、みんなが仕事に悩みを抱えてるよね』という切り出し方をするのです。

 

さらに、

「どうも最近、若手に元気がないように感じるんだけど、何が原因だと思う?」

などのように、こちらの悩みを打ち明けるような切り出し方も上手い場のつくり方だと言えますね。

 

  1. いきなり本題に入らないこと
  2. 仕事の悩みは誰にでもあるという前提をつくること
  3. こちらの悩みを打ち明けてみること

 

この3点をおさえておけば、部下はだいぶ話しやすくなります。

部下が自主的に話し始めることを確認してから、上司として本当に聞きたいことを質問してあげればいいのです。