Contents
こんにちは、BPLaboです。
今回は「自分の好感度が下がってしまう前置き」について一緒に学んでいきましょう。
前置きすることで、逆に「あなたの印象が悪くなってしまう」ことがあります。
謙虚に振る舞いたかったのに…もしかしたらそう思ってのことかもしれません。
でも、それが仇となってしまう「不要な前置き」があるのです。
さっそく、5つご紹介しますね。
自分の好感度が下がってしまう前置き:
- 「ここだけの話」
- 「言い訳するつもりはない」
- 「自慢するつもりはない」
- 「大した話ではない」
- 「悪い話ではない」
自分の好感度が下がってしまう①:「ここだけの話…」
「ここだけの話…」と前置きをする人ほど、口が軽かったりします。
「あなたには特別に話すけど」と相手を特別扱いしているのかもしれないが、聞き手には届かないもの。
むしろ、「そう言って他人のヒミツを誰にでもベラベラ話しているのだろう」と思われるだけです。
「ここだけの話…」という言葉は、自分の口の軽さを露呈する不要な前置きであることを覚えておいて下さい。
自分の好感度が下がってしまう②:「言い訳するつもりはないけれど…」
「言い訳じゃない」と言ってクドクドと愚痴をこぼす人も多い。
「言い訳じゃない」と言われたのに言い訳を延々と聞かされる聞き手はたまったものではありません。
それなら「言い訳させて!」と堂々と言って欲しい。その方がずっと気持ちがいいものです。
「言い訳じゃない」とウソをつき、自分を大きく見せようとすれば、相手には増々「器の小さい人」に見えてしまうでしょう。
自分の好感度が下がってしまう③:「自慢するつもりはないけれど…」
「言い訳」に同じ。「自慢じゃない」と言えば、次に必ず「自慢話」がくるもの。
孔子(中国を代表する思想家/優れた品格の持ち主)も言っています。
「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」と。
自慢する人は「成熟していない証拠」だけれど、加えて「自慢するつもりはない」と前置きするのはあまりにも未熟すぎます。
「言い訳」のシーンと同じように、「自慢話、一つ聞いてくれる?」と素直に言った方が、相手も「しょうがないな〜(笑)で、何?」と快く聞いてくれるものです。
自分の好感度が下がってしまう④:「大した話ではないけれど…」
聞き手に対して「大した話ではない」と言ってしまうのは失礼です。
相手に余計な心配をかけまいとする配慮で使う場合もありますが、そうでないなら不要の前置き。
謙虚さをアピールしたいのなら「貴重な時間をいただき恐縮です」と相手の心遣いに感謝する言葉が前置きです。
「大した話ではない」と前置きされたら、軽く聞き流されたとしても仕方ありません。
「聞き流してもらっていいんだけれど…」と言うのも同じですね。
相手の貴重な時間を頂戴しているのですから、いつだって「相手に対する敬意」を忘れないでいたいものです。
自分の好感度が下がってしまう⑤:「悪い話ではないと思うけど…」
「悪い話ではない」と言われて、実は「悪い話だった」ということはよくある話。
時代劇でも悪代官の常套句になっています。
現代のビジネスシーンでは最もふさわしくない言葉だと言っても過言ではありません。
新手の詐欺が後を絶たない現代で「悪い話ではない」と前置きするのは人の疑いを招きかねません。
本当にいい話なら、余計な前置きをせず自信満々に伝えればいいのです。
まとめ)自分の好感度が下がってしまう「不要な前置き」
- 「ここだけの話」
- 「言い訳するつもりはない」
- 「自慢するつもりはない」
- 「大した話ではない」
- 「悪い話ではない」
「こちらが相手を想う気持ち」が正しく相手に伝わる状況でないのなら、これら5つの前置きは不要でしょう。
話の前置きをするくらいなら「相手への敬意」「相手への感謝」を言葉にすること。
本当に必要な前置きとはそういうものだと思いますよ。