「進行は君に任せよう!!」新人なのに、彼の司会は驚くほど上手い。

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こんにちは、BPLaboです。

このコラムを読めば、あなたも『敏腕司会者』になれます。

 

敏腕司会者フレーズ:

  • 「さて、定刻になりましたので」
  • 「このあたりで意見を整理しておきましょう」
  • 「他の方の意見も伺いたいと思います」
  • 「意見やアイディアは、ほぼ出つくしたようですね」

 

会議は、はじまりが肝心

会議をスタートさせるにあたって、その場や空間を神聖なものに変えるフレーズ。

それが、「さて、定刻になりましたので」というフレーズです。

 

「ぼちぼち始めましょうか」では、何となくザワザワ感が残ったままで締まりが悪い。

あえて締まりのない会議をすることで、活発に意見を出させようとする意図でもなければ、

多少の緊張感を持たせる方が会議は建設的に進むものです。

 

「それでは、定刻になりましたので会議を始めます」

と言えば、「静粛に。ここは真剣に意見を交わす神聖な場所です」という司会者の意志が伝わります。

 

さきほどまで緩んでいた空気もピリッとした緊張感に変わるでしょう。

敏腕司会者は、いつだってビシッと会議を始めるものです。

 

定期的に舵をとれ!!

会議では多くの意見が出されます。

しかし、ただ出し合っているだけでは意見はまとまりません。

 

そんなときに、敏腕司会者ならこう言います。

「多くの意見が出ましたね。このあたりで一度、意見の整理をしておきましょう」と。

 

また、似たような意見はとりまとめ、多くても5つまでのグループにしておけば、

より建設的な議論ができ、決定するときもスムーズにことが運びやすくなるでしょう。

 

参加者全員の意見を引き出す

意見が一部の人に偏ってしまうということも会議ではありがちなことです。

しかし、それでは参加者の意見を出し尽くした最良の結果は生み出せません。

 

一言も発言していない人や意見の少ない人に対して気を配り、

参加者全員からより多くの意見を引き出すのも司会者の役目です。

 

参加者を観察し、控えめな人に対して

  • 「他の方の意見も伺いたいと思います。○○さんはどう思いますか?」
  • 「○○さんの考えも聞かせてください」

と、声をかけてあげるといいでしょう。

 

終わりよければすべてよし

意見が少なくなってきたり、同じような意見が続くようになってきたときに一区切りつけるフレーズ。

それが、「意見やアイディアは、ほぼ出つくしたようですね」というフレーズです。

 

前置きとして「他に違った意見はありますか?」と変化をつけ、

意見が出ないようであれば、「意見やアイディアは、ほぼ出つくしたようですね」と区切りをつけてあげるといいでしょう。

 

この発言によって、参加者は『会議も終盤である』ことを察し、参加者全員が意見をまとめるモードに入ります。

 

そして、意見がまとまった後に、

「中身の濃い、いい会議になりました」と締めくくれば、

全員で会議の満足感を感じることができるでしょう。

 

【まとめ】

コツさえつかめれば、あなたも名司会者になれますよ。

敏腕司会者フレーズ:

  • 「さて、定刻になりましたので」
  • 「このあたりで意見を整理しておきましょう」
  • 「他の方の意見も伺いたいと思います」
  • 「意見やアイディアは、ほぼ出つくしたようですね」

ぜひ、上手に使ってみてください。

それでは、また次回をお楽しみに!